老子が説いた真実?
皆さんは老子を読んだみたことはあるだろうか?読んだことのあるひとならその素晴らしさに心を震わせていることだろう。また、今の世の中があまりにも老子の教えからかけ離れているために、実際の生活に取り入れることの難しさも実感していると思う。
まず老子、荘子(道教)を知るまへに、儒教(孔子、孟子)を知っておこう。このふたつの教えは一見相反するようにみえるのだが、その実、お互いを補いながら発展してきた教えである。
儒教は志などの主に道徳などを教え、道教はその反対にある人の優しさや愛おしさなどを説いたものだと認識しておこう。私の経験からどちらがよいとはいえないので、どちらも学び、自分ができることから始めることをお勧めする。まさに陰陽の関係である。
そのなかでも私は「老子」に傾倒している。どこかほんのりとしていて、しかし真実は外していない教えに日々心が癒されている。
私が老子のなかで好きな教えは「水」についてのものである。水は方円の器に従うといわれるように、入れられる容器のままに形を変える。しかし、水としての本質、性質は絶対に変わらないということだ。
水はすべてのもの(人・物)に恵みを与えながらも誰も束縛せず、見返りを求めず、どこに置かれようが文句も言わず、目立とうともしない。しかし、ひとたび怒ればこの地上のすべてを一瞬で破壊する力を備えている。
だから人も水から学び、他に恵みを与えるような言動をし、どこにいても自分を主張せず、欲に捉われない心を持つ。しかし、ひとたび力を発揮すれば誰もが驚くような働きをする!!こんな人間になりたいものである。